失敗した料理でも大丈夫!美味しく見える加工の話

失敗した料理でも大丈夫!美味しく見える加工の話

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やってみた

こんにちわ。新卒デザイナーのせりりりりりりんです。
「せり」から「ん」までの「り」は湿気がある日に増えます。

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はっぴーはろいんを皆さんはどのようにすごしましたでしょうか。

皆さんいつ襲われても大丈夫なように、発色の良いお菓子を持っておきたいと考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

というわけで私も作ってみました。美味しいお菓子を!

 

 

 

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(oh…ゾンビケーキ…)

 
 
やってしまった…。
 
 
 
完全に失敗です。

 
 

こんな写真をメインビジュアルに使わなければいけないのです。悲劇ですね。

上に乗ってるのはカスタードクリームなのですが、写真を撮っていると、ちょっと気持ち悪くなってくるくらい不味そうです。

今回はこのどうしようもない写真を、Photoshopで何とか見栄え良く加工したいと思います。

step1.まずそうなのはどうしてか考える

どーうしてこんなに、まーずいのか〜♪
(でんでん虫のフレーズで)

理由その① 青い

一般的に、寒色は食欲を減退させる色だそうです。
食品の販促で青い色を使うのは勇気がいりますね。

ハロウィン感を出すために着色料を使ったのが完全に失敗でした。。。
名付けてゾンビケーキ!

理由その② 蛍光灯

それにしても、パンケーキ自体が不味そうです。
肉眼で見るともう少し食べられる見た目なんですよ。
ほんとほんと。

これは光源になっている光の色に問題があります。
お部屋の照明が昼光色で青白っぽい光だと、写真にしたとき無機物感が強く出るのです。美味しい写真を撮る時はオレンジっぽい光を当てるか、太陽の下で撮った方が良さそうです。
最近のLEDは調色機能が付いているので、簡単に電球色に切り替えることができます。私の部屋もできる筈なのですが、リモコンがどこかに行ったので探しておきたいと思います。

理由その③  カスタードクリームが玉になっている

加熱時間を間違えました。

step2.部分的な色味の調節

ソースを綺麗にしようとするとケーキの方がトンガリすぎるので、全体的な調節の前に、ソースとケーキを分けて編集していきます。

背景の写真レイヤーを複製。
クイック選択ツールで大体緑を選択したら、クイックマスクを使います。

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ブラシや消しゴムを駆使して赤い所をヌリヌリ。
いい具合に選択できたら選択範囲を調節します。

クイックマスクを終了して、メニューから選択範囲→選択範囲を変更→拡張。
大体1~3pxくらい拡張したら、バシっとdeleteでソース以外を消します。
まだ少しギザるので、境界線を1pxほどぼかして何回かdeleteを押します。

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切り抜いたソースの色調を補正して、美味しそうなソースを目指します。
うまくいかない時は色調補正の中にある、色の置き換えが便利です。
明るさが足りないのでレイヤーを複製し、ぼかしてソフトライトで重ねてみました。

blue_6心なしか増していくスライム感。

step3.全体的なコントラスト、彩度の調節

辛くなってきたので全体的な色の補正に入ります。
カラーバランスで暖色寄りにし、色調補正で彩度を10ほどあげます。
新規レイヤーを暗めの暖色で塗りつぶして、カラーモードを覆い焼きカラーにします。すごく光るので不透明度を20%くらいに下げましょう。
背景にも色が付いてしまうのでマスクで消します。空気がなんとなく明るくなりました。

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更に上にレイヤーを重ねていきます。
ブラシを使って塗るのでお絵描きに近い作業です。
影にオーバーレイでオレンジ色を入れ、パンケーキの色っぽくします。上or遠くを何となく明るくして、画面の重たさを軽減&光の当たってる所には黄色のハイライトを重ねます。

blue_8…パンケーキ部分はおいしそうですね!

step4.いらない部分の削除

レベル補正とトーンカーブでコントラストの調節をします。
はみ出たソースやお皿の汚い部分を、切り抜きやコピーツールで消しましょう。

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ちょっと綺麗なゾンビケーキになりました。
キャベツのスライムみたいです。
普通の食べ物ならこれだけやれば、まぁまぁ美味しそうになるのですが・・・
blue_8-5(全然食べたくならないぞ…。)

step.5 蘇生

失敗したときでもPhotoshopを使えば何とかなるよという流れを書こうとしたのですが、青がここまで不味そうになるとは思いませんでした。
でもせっかく青色にしたのに、色相を変えてしまってはただのパンケーキですよ。

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生前の姿を取り戻したゾンビケーキ。フォトショップで蘇生術を施しました。

ただのパンケーキ最高ですね。
冷蔵庫の中に残っているケーキがこの色だったらよかったのに。
並べてみると青い方が合成の様です。

改めてなんで着色料を使ったのか不明です。

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まとめ

今回は自然光、ライティングの要素ゼロでの撮影でした。
光がなくてもある程度までは加工が効きます!
しかしやはり、撮るときのセッティングは大事ですね。
あとカスタードが玉にならないことも大切です◎

料理加工のポイントまとめ

  • 全体を暖色寄りに
  • 彩度を少しあげる
  • 影を少し明るくする
  • 青色は扱いに大変気をつける

撮り直しのきかない写真を使わねばいけない時などにご参考ください。
青色はこりたので、次はケチャップを使った赤いケーキを作りたいと思います。
せりりりりりりりりりりんでした。

 

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