使い慣れた人こそ再確認したいPhotoshopの小技まとめ

はじめまして!デザイナーのnaoです。
私達が使っているPhotoshopもCC2017になりいろいろと進化していますが、既存の機能も使いやすくなっているのをご存知ですか?
使い慣れた機能やショートカットを使い続けているので、新しくこんなことができるんだ!なんて発見が最近よくあります。
今回はよく使う機能を中心に便利な使い方をおさらいしていきましょう!
背景のロックはワンクリックで外れる時代
今となっては、多分当たり前のこの機能。
私にとっては、え!いつからできたの!早く言ってよ的なショックが…!
これだけです!
ちなみに、私は最近まで…ロックされた背景レイヤーは、レイヤーをダブルクリック→ダイアログが出る→レイヤー0というレイヤー名に変化→解除された!…という段階を踏んでやっていました!
だいたいこのくらいが真ん中でしょ。からオサラバ
スマートガイドです!
CC2014からは数字で表示されるようになり、位置をそろえたい時などに非常に便利。
普段移動ツールに切り替えずに他のツールの状態でCmdを押して移動している方はもしかして使ってないかも? 使い方をおさらいしておきましょう!
上の画像においてピンク色で示されているガイドがスマートガイドです。表示されてないという方は上のメニューバーの表示>表示・非表示>スマートガイドを選択しましょう。
移動ツールを選択中、Cmd (Mac)/Ctrl (Win)を押しながらカーソルをいろいろ動かしてみましょう。
そうすると上の画像のようにスマートガイドが表示され距離が表示されます。
【移動ツール】を選択(パスコンポーネント選択ツール時もつかえます)
・カンパスからの距離 / 他のレイヤーとの距離
計測したいレイヤーを選択し、Cmd (Mac)/Ctrl (Win)を押しながら、マウスカーソルをレイヤーの領域外へ移動する。他のレイヤーとの距離を測る場合も同様の方法で、カーソルをレイヤーに合わせます。
・複製レイヤーとの距離
Option (Mac)/Alt (Win)を押しながら、レイヤーをドラッグ
レイヤー選択を簡単に
レイヤーの数が多い時など、画像をクリックするだけでレイヤーを選択する方法です。
【移動ツール】を選択時、
・上部のパネルの(画像赤枠部分の)自動選択がONの時
選択したいレイヤー上をクリックで選択
・自動選択がOFFの時
Cmd (Mac)/Ctrl (Win)を押しながら、選択したいレイヤー上をクリック
自動選択がON/OFFで使用感が違うので試して合う方にしてくださいね。
〜のコピーっていうレイヤーばかりになってない?
〜のコピーをつけない設定にしてスッキリさせましょう。
レイヤーの数が多い時や人に受け渡すファイルの時などに見やすくなります。
・レイヤー名の「〜のコピー」を表示させない方法
レイヤーウィンドウのメニューを開き、パネルオプションを選択
レイヤーパネルプションにてコピーしたレイヤーとグループにコピーを追加をOFFに
「〜のコピー」をはずすことで同じレイヤー名のままコピーされますよ!
ブラシのサイズ変更はマウスで出来ます
ブラシのサイズ変更と硬さをマウスで変更する方法です。
Win) Alt + 右クリックしてドラッグ
左右ドラッグ=サイズ変更 上下ドラッグ=硬さ変更
直感的でわかりやすく、硬さも同時に変更できるので便利ですね!
ちなみに、サイズ変更だけなら
[と]でサイズ変更する方法も。
私は硬さを変更しない時や、1段階の増減の時はこちらを使います。
数値系はShiftを押して10ずつ調整しよう
透明度や%などの数値系全般はShiftを押すことで10ずつ増減できます。
・数値を10ずつ増減させる
数値をクリックして編集状態にして、Shift+上下キー
・マウス操作で数値を調整
数値横の項目名をクリック+左右にドラッグ
この操作時にShiftを組み合わせると10ずつ増減します
透明度だけではなく、保存時の圧縮率やレイヤー効果の数値など、いろいろな数値でつかえますのでお試しあれ!
レイヤー効果がついたレイヤーを全部一気に閉じたい!
複数のレイヤーに効果があると、レイヤー効果がパネルに開いて表示されて場所をとります。
たくさんあると閉じるのが面倒。まとめて閉じてスッキリしましょう!
・レイヤー効果のパネルをまとめて閉じる
Option (Mac)/Alt (Win)を押しながら、パネル開閉をクリック
さいごに
いかがでしたか?探せばまだまだ新しい発見がありそうですよね!
便利な新機能が追加されていますが、日々使っている機能も使いやすくなっていくのは嬉しいですね。
知った時にはおお!っと感動するのですが、今までの習慣でついつい古いままのやり方で使ってしまったりするので……
再確認しながら気をつけようと思います。
ではまた!