デザインが楽しくなる!お気に入りの文具8選

デザインが楽しくなる!お気に入りの文具8選

2016.01.6
お気に入りの文具8選
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こんにちは。ドワンゴデザイナーのkskです。

最近、『スターウォーズ – フォースの覚醒』を観て感動と興奮のあまり、自宅でひとりカイロ・レンがフォースを使うシーンのマネをしている僕です。何回も観に行きたい…!

前回の記事ではデザインに関してのインプットの仕方をお話しました。
しかし自分の内にためたストックは、何らかの形でアウトプットしなければ意味がありません。
アウトプットにも様々な形があると思いますが、その際に使うツールにもいろいろなものがあります。今回は、僕が愛用しているツール…というか文房具をご紹介します。お気に入りの文具を見つけると、それを使うのも楽しくなります。

愛用している文具の紹介

では早速、愛用しているものを紹介していきましょう。写真はすべて僕が実際に使用しているものなので、多少の使用感はスルーしてください…!

rOtringのトリオペン

rOtringのトリオペン
赤いリングがトレードマークのrOtring、もう随分長い間使っている一本です。(経年感がすごい)トリオペンは、ボールペン/シャープペンシル/スタイラスが一体になったモデルで、僕はリフィルを三菱の「Jetstream」に替えて使っています。最近は感圧式のタッチパネルがあまりないのでスタイラスの出番はほとんど無いですが(このペンを買った当時はSONYのCLIEを使っていたような…?)デザインのお仕事を始めた頃に買ったペンなので愛着もひとしおです。ちょっとしたメモ、手描きのワイヤーフレームや図を描くときに使っています。

LAMYの万年筆

LAMYの万年筆

僕が使っているモデルは「サファリ」です。ボールペンとは違った書き味で、太さの強弱などがくっきり付いて、線に表情が出しやすいです。メンテナンスも楽でリフィルも手に入りやすいものを選ぶのがよいのではないでしょうか。なにより、万年筆を使っている気分ってオトナになった気がしてすごくよいものです。手書きで書類を書くときやメモをするときに使います。

三菱uni鉛筆

えんぴつ
鉛筆のブランドは多々あれど、子供の頃から使い続けているのが三菱uniです。東京タワーが竣工したのと同年・1958年に発売され、工業デザイナー秋岡芳夫氏が手がけたロゴとイメージカラーは発売以来変わっていません。デスクに常備しているのは柔らかめの4B。STAEDTLERの鉛筆削りとともに、イラストやパース図を描くときの下書き用として使っています。

コピックスケッチ

コピックスケッチ
太めのマーカー軸と、筆の軸が一体になったコピックスケッチです。筆の描き心地と滑りがすごく気持ち良いです。大量のカラーラインナップがあり、その中から色を選ぶのも楽しいですね。僕がいま個人的に使っているのは6色ですが、ドワンゴのデザインチームには色数多めのセットが用意されていたりします。イラストやコンセプト図を描き、ざっくり着彩するときなどに使用しています。ちなみに同じ会社が出している「コピックモデラー」は細い線が描ける製図ペンで、こちらはガンプラを作るときのスミ入れ用に使ってたりします。

タミヤのモデラーズナイフ

タミヤのモデラーズナイフ

デザインナイフとして使ってます。通常のカッターとは違った絶妙な本体の太さと握りやすさは、カッターよりも細かいカッティングができ、紙だけではなくプラスチックの加工までできる優れもの。ペーパーモックを作るときに紙をカットしたり、薄いプラ板を加工するときなどに使用しています。

無印良品のダブルリングノート

ダブルリングノート

MOLESKINEを使う人も多いですが、僕はノートにメモをしたりざっと図を描いたりと結構な勢いでページを消費するので、気軽に描けて値段も安い無印良品のリングノートを愛用しています。ばっと見開きできるので、糸綴じタイプよりもリングタイプのノートが好みで、バッグの中で不意に開かないようにちゃんとゴムバンドもついてます。

オキナの方眼ノートと耐水メモ

オキナのセミナーレポート

写真は5ミリ方眼でクリーム地の色「セミナーレポート」です。方眼がペーパーモックを描くときのガイドとして丁度よく、紙も丈夫なので多少雑に扱っても破れたりヘタったりしません。耐水メモは、その名の通り水に濡れても大丈夫な紙が綴られているメモパッドです。カバンの中にいれて色々なシーンで活用しています。

mtのマスキングテープ

mtのマスキングテープ

特定のブランドにこだわっているわけではないですが、なぜかいつもmtのテープを使っています。マスキングテープはペーパーモックを切り貼りするときの仮どめをしたり、粘着力の心もとない付箋を補強したり、ラインマーカーの代わりにしたりなど汎用性が高く、セロテープのように粘着力が強すぎて紙を破いてしまうことも少ないです。デスクに常備しておくと便利です。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

その他にも、ラピードのステープラー、PILOTのパラレルペン、無印良品のゲルボールペン、PiTのテープ糊やスタビロの蛍光ペン…などなど語りだしたらきりがありません…!

これらのステキ文具を駆使して、闘会議にてイカスゲームをユーザーに体験してもらうブースを作ったり…

ちょっとモザイク入れてますが、最高にイカしたゲームです

ちょっとモザイク入れてますが、最高にイカしたゲームです

スマートフォンアプリをデザインをする際にカスタマージャーニーマップを作ったり、ペーパープロトタイプをしたり…

開発中なのでちょっとぼかしてます

実際にプロダクトを制作する際の「最初のアウトプット」として引き出しの中をブチまけます。

Webサービスを設計・デザインする過程の中にも意外にアナログな作業は多く存在します。道具にこだわるとそれを使いたくなるのは人の常。文具の道もまた一つの沼ですが、新しい年の始まりに新しい文具を揃え、あなたの長い相棒になるお気に入りを見つけてみるのもよいのではないでしょうか。

 

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この記事を書いたメンバー

ksk

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Design Manager

デザインコミュニケーション室 デザインコミュニケーションセクションマネージャー。教育フローのプランニング、プロダクト開発初期段階でのデザイン投入、デザインガイドライン、開発後のユーザーテストを含めた品質保証など制作工程のスキームづくりを担当。

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