dwango creators’ blog 編集長の挨拶

ハローエブリワン。俺の名はジェイ。ドワンゴ デザイナーだ。
初めての方も、そうじゃない人もこれからよろしく頼むよ。
このたび11月11日に ドワンゴデザイナーが運営する dwango creators’ blog が開設された。そして、俺が編集長に選ばれたわけだ。なぜだろうな、きっと俺がDJ経験があるからか。
まあ、理由はさておいて、まずは編集長である俺からこのブログの方向性を伝えたいと思う。ちなみに俺のバースデーは7月7日なんだぜ。ゾロ目、バンザイ!!
dwango creators’ blogが持つ役割
みんなも知ってると思うがドワンゴではニコニコ動画をはじめとして、ニコニコ超会議などのイベント運営、N高等学校など様々な事業展開をしてる。ニコニコ動画では総会員登録数5000万人、有料会員数250万人を突破するまでのサービスになったんだよ。これもひとえに、ユーザーのご支援によるものだと深く感謝している。サンキューピープル!!
ニコニコ動画をピックアップしてもわかるように、俺たちはユーザーコンテンツを中心に扱っている。だからこそ、自分たちが中心になってはいけないし、ユーザーが心地よい体験をできるようにデザインをしていかなければならないと考えているんだ。その上でこのブログは以下の3つの役割を持たすことにしたよ。
- 意識的な技術力の向上
- 採用におけるマッチング率の向上
- PR場所の確立
じゃあ、ディティールを掻い摘んで話していこうか。
意識的な技術力の向上
WEBの世界における技術力の向上はスピーディーだ。俺は100mを11秒台で走れたが、それよりも間違いなくスピーディーだろうな。だから俺たちもデザイナーとして、より様々な表現をできるように、新しい技術をできるだけ早く取り入れる必要があると感じているんだよ。
技術力を上げるという点では、仕事をする上で「新しい技術に挑戦する」ために、調べたり、聞いたり、勉強会にだって参加している。しかし、単純にインプットするだけより、アウトプットをしたほうが体への定着が早いんだ。不思議だよな。キャッチボールのときに、受けるより、投げる方が楽しいのと同じ原理だろうな、きっと。
なによりアウトプットするためには、インプットより数倍の知識量が必要になるし、伝える上でマイセルフの理解がないとちゃんと伝わらない。また、書いた記事が「デザイナーとして伝える情報に値するか」の精査を考えるとそこそこの知識量が必要になる。つまりアウトプットすると、こうしたプロセスを踏んでいくことで、半強制的に技術力が向上していくわけだ。
この向上した技術力をもって俺たちはユーザーが使いやすいデザインを実現したいんだ。
採用におけるマッチング率の向上
中途及び新卒採用のための説明会を行った時期があったんだが、その際に「ドワンゴのデザイナーがどんな仕事をしているか」というクエッションを受けることが多かった。それを聞いた時に俺たちがどんな考えを持って、どんな仕事をしているのかを知る手段があまりないと気付かされたんだ。
もちろん採用フローの中で丁寧に説明させてもらったが、社風やデザインに対する考え方で「合わないかも」と感じて、応募に至らなかった人もいると思う。だから、俺たちの考えや仕事の内容を伝える場があれば、俺たちに共感を持ってくれる人にもっとフォーカスして話ができたかもしれないし、もっと俺たちに興味関心を持てた人を増やせたかもしれないと感じたんだ。それにドワンゴに興味はもっていたが、そもそも採用していることに気づけなかった人を減らせるかもしれない。
そんな訳でdwango creators’ blog では俺たちデザイナーが日々考えていることや、作業内容、環境などをトラスミッションしていくことで、採用につなげていきたいと考えているよ。これをみてメニーピープルが俺たちの仲間になりたいと思ってくれればハッピーだ。
PR場所の確立
ドワンゴでリリースしたプロダクトのうち、ニコニコ漫画やニコナレのようにデザイナーとして企画や要件定義から関わってきたプロダクトも最近では増えてきた。ニコニコで行っているキャンペーンについても、より多くのユーザーに届くようにページ構成やキャンペーン内容にも助言ができているよ。
だからこそ、俺たちが関わったサービスやキャンペーンはもっとユーザーに利用してもらいたいと心から願っているんだ。ウィッシュ!!
このブログの中でそういったPRの場所をつくっていきたい。サービス紹介の中では、制作意図や制作過程などをライティングしていこう。もちろん、言葉で説明しなければならないデザインは、いいデザインとは言えないが、伝えたいんだこのパッションを。この熱量を。
最後に
これからdwango creators’ blogをこういった役割のもとに始めていくが、1週間に1記事は更新していきたい。もしできなかったら、その時は本当にすまなかった。「ああ、ジェイはインドネシアに帰ってるんだな」と感じとってほしい。
ちなみにブログの公式SNSも始まったから、よかったらチェックしてくれ。
それではまたの機会まで、アディオス。