AUTODESK 3ds Maxを使って「アプリの3D SPLASH画面」を製作する方法

AUTODESK 3ds Maxを使って「アプリの3D SPLASH画面」を製作する方法

2016.06.7
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ノウハウ

こんにちは。ドワンゴでデザイナーをしているnimoです。

最近、日中の気温も上がり夏の足音が近づきつつありますがみなさん如何お過ごしでしょうか? 私は暑くてやる気が出ない日は思い切り水に飛び込みたくなります。

さて今回、紹介するのはAndroidアプリ開発のデザイン作業で実際に行ったSPLASH画面の作成方法です。つたない文章ですが最後までお読み頂けると幸いです。

なぜ3DソフトでSPLASHを作ろうと思ったか?

なぜ、3DでSPLASHを製作しようと思ったかですが、魅力的でキャッチーなものを作りたかったからです。平面で動きのあるSPLASHは数多くありますが、3DのSPLASHは見たことがなかったので、それなら自分で作ってみようと思ったわけです。

しかし、実際に取り掛かろうとすると、奥行きがあるアニメーションを2Dソフトのみで製作するのはとても大変でした。そこで、3Dソフトだと意外に簡単に作れるかも? と思い社内に余っている3Dソフトが無いか確認したところ、奇跡的にAUTODESK社の3ds Maxが余っていたのでそれを使用して3Dアニメーションを作成することにしました。

3Dソフト【AUTODESK 3ds Max】ってなんだろ?

3ds Max】はAUTODESK社がリリースしている、ゲーム、映画、モーション グラフィックスに携わるアーティスト向けの包括的な3Dモデリング、アニメーション、シミュレーション、レンダリング ソリューションです。

簡潔に言うと3Dモデリング、アニメーション、レンダリングが可能なソフトウェアです。

まあ、要は3Dグラフィックソフトですね。私はドワンゴに中途入社する前は建築等のCGパースやCGアニメーションを作ったりしていたので、同じソフトの利用経験がありました。こういった経緯もあり、私にはとても最適なソフトでした。
※このソフト自体は非常に高性能で多くの映画やアニメーション作品にも利用されています。

実際3Dアニメーションを作ってみよう!

①メインになるソリッドモデルのモデリング

modeling_box

・標準プリミティブのボックス作成ツールを選びオブジェクトとなる【枠】と【中身】のボックスモデルをそれぞれ作成します。

②マテリアルの割り当て

material_01
・作成したソリッドモデルにマテリアルデータを割り当てます。枠と内側の表現に使用した顔の部分です。


material_02
・マテリアルを割り当てたものがこちらです。

③ソリッドモデルを重ねる

material_03
・マテリアルを割り当てたソリッドモデルを一つに重ね合わせて完成です。

④光源の設定

lighting
・完成したソリッドモデルの中央に光源を配置し、内側から光っているような光源に設定しました。

⑤カメラの設定

camera
・レンダリングしたときの画角を決める為、カメラの設定を行います。


camera02
・カメラを設定し画角を決定したものがこちらです。


camera04
・静止画で試しにレンダリングしてみました。
※全体的に内側は透過している様に見せていますが顔が正面以外に出てしまうと、デザインとして煩わしいのでわざと正面以外は表示しない様にしています。

⑥アニメーションの設定


・約3秒でソリッドモデルが1回転する様に設定します。

⑦完成


・最後にアニメーションをレンダリングすると完成です。このアニメーション動画を圧縮し、ループ再生する様に設定し、SPLASHに反映しました。

以上、かなりざっくりですが一通り作成方法を紹介しました。如何でしたでしょうか。

一般的に3Dソフトを操作するのは難しいイメージをお持ちの方が多いですが、手順さえ分かっていれば意外と簡単に作れちゃいます。紹介したソフトをいきなり購入するのはハードルが高いかもしれませんが、とりあえずは下記に記載した導入しやすいソフトで遊んでみるのが良いかもしれません。

VRの普及も徐々に進み始め、3Dモデリングの需要が高まっていますね。3Dソフトを使いこなせればデザインの幅も広がると思いますのでこの機会に是非挑戦してみて下さい!

その他、導入しやすい3Dアプリケーション

1万円を切る低価格の入門用パッケージが用意されており、モデリング、アニメーション、質感設定、レンダリングまでひと通りの3DCG製作に必要な機能が含まれる統合型の3DCG製作ソフトウェア。

 

モデリングからアニメーション、レンダリングまで網羅した3DCGソフト。

 

同シリーズでiOSアプリもあり、UIがシンプルで初めての人にも使いやすい。

 

Webブラウザのみで3Dデータが作成でき、直感的な操作で作成可能だが、その他のソフトと比べると自由度は落ちる。ダウンロードできる出力ファイル形式はobjファイル。

 

以前はGoogleが提供していた、Google Earthのデータを作成したソフト。建築物の作成等に向いている。

 

以上、nimoがお届けました。
また次回お会い出来る時まで!

 

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この記事を書いたメンバー

nimo

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お魚、植物好きすぎデザイナー。

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